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No.68



Bone & Joint Research Update NEW!
No.68 April 2019

監修:折茂 肇/顧問:松本俊夫
編集:福本誠二/中島友紀/宗圓 聰/杉本利嗣/田中 栄/米田俊之


A4版・57頁
発行年:2019年4月19日


サンプルページ

当シリーズのコンセプト


分 野:骨・軟骨代謝を中心とした臨床と基礎研究の最新の成果を, 世界の最新論文の中から注目すべき論文を選択し,エッセンスにしてお届けするシリーズ(年3回[4月,8月,12月]発行)

構 成: 臨床的研究編(「病因・病態」「診断」「治療」「リウマチの臨床」)と 、 基礎的研究編(「骨芽細胞と骨・軟骨形成,骨基質蛋白」「破骨細胞と骨吸収」「ホルモンとサイトカイン」「炎症・免疫と骨」等)に分類し、毎号30本を紹介しています

監 修:折茂 肇
(医療法人財団 健康院 理事長)
監 修:松本俊夫(徳島大学 藤井節郎記念医科学センター長)
編 集:福本誠二(徳島大学 藤井節郎記念医科学センター 特任教授)

中島友紀(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
       分子情報伝達学 分野長 准教授)

宗圓 聰(近畿大学医学部奈良病院 整形外科・リウマチ科 教授)
杉本利嗣(島根大学医学部内科学講座 内科学第一 教授)
田中 栄(東京大学大学院医学系研究科外科学専攻

      感覚運動機能医学講座整形外科学 教授)
米田俊之(米国インディアナ大学医学部 血液・腫瘍学部門 教授,
       大阪大学大学院歯学研究科 生化学教室 特任教授
       [非常勤])

 

歴 史:1996年「Bone Research Update」として創刊。 2004年、No.25より「Bone & Joint Research Update」と改名して現在に至る。

No.68 April 2019
目 次


【I. 臨床的研究】


A 病因・病態
  • FRAX,転倒,面積骨密度とは独立した骨折リスク予測因子としての身体能力と筋力の評価:男性骨粗鬆症性骨折研究(MrOS)
  • 褐色細胞腫患者における骨格筋量の変化
  • 月経・生殖因子と椎体骨折の関連:日本人女性の大規模疫学調査より
  • ビタミンK不足状態は末期腎疾患における低骨密度と骨折リスク上昇に関連する
  • 女性の加齢に伴う皮質骨多孔性を理解する:オステオン内孔におけるリモデリングの重要性
  • 免疫チェックポイント阻害薬による副甲状腺機能低下症にはカルシウム感知受容体活性化型自己抗体が関連する
  • X染色体優性低リン血症性くる病(XLHR)患児に高頻度に見られる頭蓋骨縫合早期癒合症とキアリ1型奇形

B 治療

  • 高齢者女性における皮質骨微細構造とスタチン治療の関連
  • 天然型ビタミンDの補充による癌および心血管疾患の予防効果
  • ビスホスホネート(BP)製剤が妊娠と新生児に及ぼす影響:ケースコントロール研究
  • 高齢骨量減少女性に対するゾレドロネートの骨折予防効果
  • 続発性骨折リスクはデノスマブ治療群で減少する:FREEDOM試験および延長試験の統合解析の結果より
  • プラセボあるいはテリパラチド治療患者に比較して,骨密度反応率はアバロパラチド治療患者で優れている:ACTIVE phase 3 trialからの結果
  • アレンドロネート投与群と非投与群におけるテリパラチドの周期的投与と持続投与の比較
C リウマチの臨床
  • 自己免疫の有無は早期関節リウマチ患者における第一選択薬のメトトレキサートの早期反応性に影響しない
  • 切り換えるかどうか:先発品からバイオシミラーのエタネルセプトへの強制的な切り換えに関する全国的なガイドラインの結果.DANBIO登録からの炎症性関節炎患者2,061例における1年間の治療結果
  • 持続的に疾患管理が達成できている関節リウマチ患者におけるバリシチニブの減量:前向き研究の結果
  • 薬物動態反応解析により,関節リウマチや乾癬性関節炎においてインターロイキン17AがABT-122の有効性に寄与しているという証拠は示さず
  • 慢性関節リウマチの発症前段階におけるB細胞療法の効果:PRAIRI試験

 

【 II . 基礎的研究】


A 骨芽細胞と骨・軟骨形成,骨基質蛋白
  • ヒト骨格系幹細胞の同定
  • Wnt1はLrp5非依存的に骨形成を促すWntリガンドである
  • 膜性骨化を担う外骨膜幹細胞の発見
  • SF-デフェロキサミンは骨集積性を持つ血管新生誘発剤であり,エストロゲン欠乏マウスの骨量減少を抑制する
  • マクロファージはLRP1などの分泌因子によって骨折治癒を促進する
  • BMPシグナルにより誘導される糖代謝はマウス骨格形成に必須である
B 破骨細胞と骨吸収
  • MicroRNA-182の抑制による骨保護作用
  • 軟骨近傍の骨に存在する破骨細胞は知覚神経増生と変形性関節症性疼痛を誘導する

C 破骨細胞と骨吸収

  • RANKL逆シグナルによる骨吸収と骨形成のカップリング
  • 交感神経のβ1アドレナリン作動性シグナルはヒトの骨代謝調節に寄与する
  • マウスとヒトにおける細菌叢の構成異常はTH17細胞による歯周炎を引き起こす
【U.S.A. Hotline】(エッセイ)
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