背景のある肺ノカルジア症例9例を集中的に検討 |
明解 画像診断の手引き―呼吸器領域編 Suppl 174/画像診断の新しいアプローチ38 肺ノカルジア症の画像所見 藤田 次郎
(琉球大学医学部附属病院長/琉球大学大学院感染症・呼吸器・消化器内科学(第一内科)教授) 喜舎場朝雄(沖縄県立中部病院呼吸器内科部長) 原永 修作(琉球大学医学部附属病院総合臨床研修・教育センター特命准教授) 新垣 若子(琉球大学大学院感染症・呼吸器・消化器内科学(第一内科)) |
明解 画像診断の手引き |
★『明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編Suppl』とは 胸部X線上の異常陰影の表れ方をパターン化した「パターン分類」に基づいたわかりやすい画像診断の手引きとして刊行されたシリーズ企画『明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編』18冊(2000年9月〜2002年4月/単行本化)の後にスタートしたシリーズです。 胸部単純X線写真をどのように読影して次のステップに進み、確定診断を得、どのような治療を行うべきかを大テーマとしつつ、実際の症例に即して、経験豊富 な名医と気鋭の若手医師が討論するスタイルです。真摯なやりとりの中に、重要点がおのずと浮き彫りとなり、実践的なツールとなるとして甚大な支持を得て号 数を重ねてまいりました。 ★「画像診断の新しいアプローチ」として122号よりリニューアル ★小児呼吸器領域シリーズをまとめた単行本を2冊刊行しております 編集: 顧問 |
画像診断の新しい |
放線菌の一属であるノカルジアによる肺感染症は、何らかの背景がある人に発症しやすいとされています。本号では、
基礎疾患や免疫抑制を伴う症例を9例、集中的に検討する中で、本症の画像所見の傾向・特徴を浮き彫りにしています。
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