レジオネラ肺炎に |
明解 画像診断の手引き―呼吸器領域編 Suppl 176/画像診断の新しいアプローチ40 レジオネラ肺炎は画像で診断できるか―松島敏春論文を検証する― 沖本 二郎
(川崎医科大学総合医療センター・川崎医科大学総合内科学1特任教授) 杉村 悟(岡山協立病院副院長) 宮下 修行 (川崎医科大学総合医療センター内科副部長/ (倉敷第一病院放射線科) |
明解 画像診断の手引き |
★『明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編Suppl』とは 胸部X線上の異常陰影の表れ方をパターン化した「パターン分類」に基づいたわかりやすい画像診断の手引きとして刊行されたシリーズ企画『明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編』18冊(2000年9月〜2002年4月/単行本化)の後にスタートしたシリーズです。 胸部単純X線写真をどのように読影して次のステップに進み、確定診断を得、どのような治療を行うべきかを大テーマとしつつ、実際の症例に即して、経験豊富 な名医と気鋭の若手医師が討論するスタイルです。真摯なやりとりの中に、重要点がおのずと浮き彫りとなり、実践的なツールとなるとして甚大な支持を得て号 数を重ねてまいりました。 ★「画像診断の新しいアプローチ」として122号よりリニューアル ★小児呼吸器領域シリーズをまとめた単行本を2冊刊行しております 編集: 顧問 |
画像診断の新しい |
「レジオネラ肺炎は診断が遅れると致死的であり,早期診断が望まれる。
温泉旅行,24時間風呂経験者には,レジオネラ肺炎を疑えと言われるが,多くの患者ではそのヒストリーが得られないことは,先生方も感じられているでしょう。 今回は,恩師,故・松島敏春先生(本誌「明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編」前編集委員)の論文(レジオネラ肺炎のCT所見)を検証し,さらに新しい知見を求め,初診時の画像でレジオネラ肺炎を診断することを試みた。」(沖本先生による前文)
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