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結核とNTM症は画像から鑑別できるか

明解 画像診断の手引き―呼吸器領域編

Suppl 188/画像診断の新しいアプローチ48

結核と非結核性抗酸菌症は画像で鑑別できるか


沖本二郎

(川崎医科大学総合医療センター特任教授)

西井研治

(岡山県健康づくり財団付属病院院長)

平 資正

(医療法人 平病院院長)

判型:A4/頁:8
発行年:2021年2月24日
定価:300円(本体)+税
(全国の書店または、当社へご注文ください)
ISBN978-4-86102-298-2 C3047

明解 画像診断の手引き
呼吸器領域編 Suppl について


★『明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編Suppl』とは
 胸部X線上の異常陰影の表れ方をパターン化した「パターン分類」に基づいたわかりやすい画像診断の手引きとして刊行されたシリーズ企画『明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編』18冊(2000年9月〜2002年4月/単行本化)の後にスタートしたシリーズです。
  胸部単純X線写真をどのように読影して次のステップに進み、確定診断を得、どのような治療を行うべきかを大テーマとしつつ、実際の症例に即して、経験豊富な名医と気鋭の若手医師が討論するスタイルです。真摯なやりとりの中に、重要点がおのずと浮き彫りとなり、実践的なツールとなるとして甚大な支持を得て号数を重ねてまいりました。

★「画像診断の新しいアプローチ」として122号よりリニューアル
『明 解 画像診断の手引き:呼吸器領域編Suppl』シリーズは、「実践:確定診断への道」から、さらに踏み込んで「実践:確定診断から治療への道」となって計 121号刊行した後、より一層現代の医療現場に貢献できるようにとの意欲を示すべく、122号より「画像診断の新しいアプローチ」のネーミングで再出発い たしました。
 今後も常に鮮明な写真、読影ポイントの明示などにより、読影力増強のツールとしてだけではなく、実践的なツールとしてさらにお役立ていただくことができる内容を心がけてまいります。
 なお、122号より市販も開始しております。全国の書店、または当社へご注文ください。

★小児呼吸器領域シリーズをまとめた単行本を3冊刊行しております
1. 明解 画像診断の手引き 小児呼吸器領域編
2. 明解 画像診断の手引き 小児呼吸器領域編 2;より実践的に
3. 明解 画像診断の手引き 小児呼吸器領域編 3;感染症症例を中心に

編集:
委員
小倉 高志
(神奈川県立循環器呼吸器病センター副院長/呼吸器内科部長)
酒井 文和
(埼玉医科大学国際医療センター画像診断科教授)
藤田 次郎
(琉球大学大学院医学研究科 感染症・呼吸器・消化器内科学講座(第一内科)教授)
沖本 二郎
(川崎医科大学総合医療センター/川崎医科大学総合内科学1特任教授)

顧問
江口 研二
(帝京大学医学部難治疾患支援学講座特任教授)
桑原 正喜
((社医) 岡本病院財団 京都岡本記念病院呼吸器外科顧問)


(2019年11月27日現在)

内容紹介

「新型コロナウイルス感染症の蔓延に翻弄された2020年でしたが,日々,目を光らせるべき重大な疾患は他にもいろいろあります。その一つが結核です。日本は長らく,国際的に結核の「中蔓延国」です。低蔓延国化をめざし,国を挙げて対策が講じられ,罹患率は低下傾向にありますが,これからも,天然痘のごとく根絶を目指し,日常診療に臨む必要があると感じています。また,結核の患者数減少と反比例して,非結核性抗酸菌症の患者数は増加しています。感染対策上,結核と非結核性抗酸菌症の鑑別は極めて重要であり,今回は特にその点を掘り下げたいと思います。」(沖本先生前文)
掲載症例:肺結核1例、肺MAC症2例(M. intracellulare)、M. Kansasii症1例

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