詳細

米国疾病管理予防センター  (CDC)と医療感染管理諮問委員会(HICPAC)による「医療関連肺炎予防のためのCDCガイドライン」最新版(2003年)の日本語版



New Trends in Safety Infection Control :3
医療関連肺炎予防のためのCDCガイドライン2003年版/
CDCおよび医療感染管理諮問委員会(HICPAC)の勧告

Guidelines for Preventing Health-Care Associated Pneumonia, 2003 / Recommendations of Centers for Disease Control and Prevention, and the Healthcare Infection Control Practices Advisory Committee

満田年宏(横浜市立大学医学部附属病院臨床検査部準教授)


判型:A4
頁:98
発行年:2005年4月
定価:1,905円(本体)+税
タイコヘルスケアジャパン株式会社および日本シャーウッド株式会社提供

New Trends in Safety Infection Control
内容紹介

 医療現場における感染管理の質を高めるための資料として、米国のCDCガイドラインの和訳を紹介するシリーズ。理解を助けるために一部用語の注釈を付し、勧告(Recommendations)の章を各施設の状態と照合しやすいようにチェック・シート・スタイルに編集するなど学習・実践ともに役立つように配慮。原文も掲載。

 医療関連肺炎予防のためのCDCガイドライン2003年版/
 CDCおよび医療感染管理諮問  委員会(HICPAC)の勧告

目 次

 

 尿路感染症、肺炎、外科手術部位感染症、血流感染症は、4大医療関連感染書と呼ばれています。本書はそのうちの肺炎対策のための、米国のCDCとHICPACによる「医療関連肺炎予防のためのCDCガイドライン」の最新版(2004年5月発行)のうち、勧告(Recommendations)と、パート1の人工呼吸器関連肺炎(VAP)対策関連の解説文の日本語版を掲載しています。
当ガイドラインは1997年発行「院内肺炎予防のためのCDCガイドライン」の改訂版で、今回の改訂では、多くの事柄に対してエビデンスをもとにした評価が追記されました。勧告では、人工呼吸器関連肺炎だけでなくレジオネラ属菌、アスペルギルス属菌、インフルエンザウイルス、RSウイルス、SARSコロナウイルスなどの病原体別の特徴を見据えた対応策を具体的に示しています。各施設の状況と照合できるように配慮しチェックシート形式に編集してあります。


● 目次
はじめに
当ガイドラインで使用されている主な用語
第I部 医療関連肺炎の予防に関する問題点:医療関連細菌性肺炎
1. 疫学 
2. 診断
3. 病原体
4. 病因
5. 危険因子と感染制御対策

第II部 勧 告
 医療関連細菌性肺炎の予防
   1. 医療従事者の教育と感染防止への関与 
   2. 感染および微生物学的サーベイランス
   3. 微生物の伝播の予防 
   4.  宿主の感染のリスクを修飾する
 医療関連のレジオネラ症の予防と管理
   1. 1次的予防策
   2.  2次的予防策
 医療関連の百日咳の予防と管理
   1.  医療従事者の教育 
   2.  症例報告、疾患サーベイランスと症例接触者への通知 36
   3.  百日咳の伝播の予防 
 医療関連の肺アスペルギルス症の予防と管理
   1. 医療従事者の教育と感染サーベイランス
   2. アスペルギルス属菌の胞子の伝播の予防
   3. 化学療法による予防法
 医療関連のRSウイルス、パラインフルエンザウイルス、およびアデノ ウイルス感染症の予防と管理
   1. 医療従事者の教育、モニタリングおよび感染サーベイランス
   2. RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、            アデノウイルスの伝播の防止
 医療関連インフルエンザの予防と管理
   1. 医療従事者の教育 
   2. サーベイランス
   3. 宿主の感染リスクの低減
   4. ヒト―ヒト伝播の予防
   5. インフルエンザのアウトブレイクの管理
 医療関連の重症急性呼吸器症候群(SARS)
 付 録
第III部 実施の評価指標
引用文献集  
当ガイドラインで使用されている主な略語
特別資料
 当ガイドラインに登場する器具・器材等
 原 文
索 引 


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