書籍詳細

びまん性肺疾患の鑑別診断においてCOVID-19による間質性肺疾患を除外することはできません

明解 画像診断の手引き—呼吸器領域編

Suppl 202/画像診断の新しいアプローチ56

びまん性肺疾患25:COVID-19流行後の呼吸器鑑別診断

小倉 高志(神奈川県立循環器呼吸器病センター所長/間質性肺炎センター長)

岩澤 多恵(神奈川県立循環器呼吸器病センター副院長兼医療技術局長兼放射線科部長)

酒井 文和(神奈川県立循環器呼吸器病センター放射線科)

馬場 智尚(神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科部長)

北村 英也(神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科/間質性肺炎センター室長・医長)

大利 亮太(神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科医長)

藤本 一志,森内 麻美.渡邊 真之(以上、神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科)

澤住 知枝(神奈川県立循環器呼吸器病センター病理診断科部長)

武村 民子(神奈川県立循環器呼吸器病センター病理診断科)

判型:A4 :12ページ 発行年:2024年7月5日
定価:330円(本体300円+税) ISBN:ISBN978-4-86102-314-9 C3047
(全国の書店または、当社へご注文ください)
明解 画像診断の手引き
呼吸器領域編 Supplについて

●『明解 画像診断の手引き:呼吸器領域編Suppl』とは

胸部X線上の異常陰影の表れ方をパターン化した「パターン分類」に基づいたわかりやすい画像診断の手引きとして刊行されたシリーズ企画『明解画像診断の手引き:呼吸器領域編』18冊(2000年9月〜2002年4月/単行本化)の後にスタートしたシリーズです。
 胸部単純X線写真をどのように読影して次のステップに進み、確定診断を得、どのような治療を行うべきかを大テーマとしつつ、実際の症例に即して、経験豊富な名医と気鋭の若手医師が討論するスタイルです。真摯なやりとりの中に、重要点がおのずと浮き彫りとなり、実践的なツールとなるとして甚大な支持を得て号数を重ねてまいりました。

●「画像診断の新しいアプローチ」として122号よりリニューアル

『明 解 画像診断の手引き:呼吸器領域編Suppl』シリーズは、「実践:確定診断への道」から、さらに踏み込んで「実践:確定診断から治療への道」となって計121号刊行した後、より一層現代の医療現場に貢献できるようにとの意欲を示すべく、122号より「画像診断の新しいアプローチ」のネーミングで再出発いたしました。
 今後も常に鮮明な写真、読影ポイントの明示などにより、読影力増強のツールとしてだけではなく、実践的なツールとしてさらにお役立ていただくことができる内容を心がけてまいります。
 なお、122号より市販も開始しております。全国の書店、または当社へご注文ください。

●小児呼吸器領域シリーズをまとめた単行本を3冊刊行しております

●編集

委員

小倉 高志(神奈川県立循環器呼吸器病センター所長/間質性肺炎センター長)
酒井 文和(元・埼玉医科大学国際医療センター画像診断科教授)
沖本 二郎(川崎医科大学総合医療センター/川崎医科大学総合内科学1特任教授)

顧問

江口 研二(帝京大学医学部難治疾患支援学講座特任教授)
桑原 正喜((社医) 岡本病院財団 京都岡本記念病院呼吸器外科顧問)

(2022年11月現在)

内容紹介

パンデミックが収束し,5類感染症の扱いとなった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で すが,今なお人々の日常生活や医療界に大きな影響をもたらしています。以前からこの総説でもびまん性肺疾患の鑑別診断において,COVID-19による間質性肺疾患を除外することはできないと 指摘してきましたが,最近経験した症例を取りあげて画像診断を勉強したいと思います。また今回は,最近増加している肺移植患者の合併症としてのびまん性肺疾患についても,画像診断から鑑別診断に至る要点やノウハウを復習したいと思います。臨床現場では,感染症から免疫疾患までさまざまな疾患が鑑別に含まれます。呼吸器の画像診断の醍醐味を味わっていただければと思います。(小倉高志先生の前文)

掲載症例:

[症例1:70歳代 男性]COVID-19肺炎

[症例2:50歳代 女性]COVID-19肺炎(COVID-19持続感染)

[参考症例:50歳代 女性]COVID-19肺炎(COVID-19持続感染)

[症例3:30歳代 男性]移植片対宿主病

[症例4:40歳代 女性]サイトメガロウイルス肺炎

[症例5:40歳代 男性]肺胞蛋白症 (2次性肺胞蛋白症)

[症例6:60歳代 男性]肺胞蛋白症

[症例7:40歳代 男性]肺梗塞